HDVとは?米国高配当ETFのメリット・デメリット・買い方を詳しく解説!


- 安定した配当収入を得たい
- HDVってどんなファンド?
HDVとは、財務的に健全で、安定した配当を支払う米国企業で構成されたETFのことです。
安定した配当収入を得たい投資家に人気があり、特に長期投資を考えている人にとって魅力的な選択肢となります。
しかし、その一方で、減配の可能性があることや成長性の低さなど注意点もあります。
本記事では、HDVの基本情報やメリット、デメリット、購入方法について詳しく解説します。
この記事を今後のあなたの投資戦略に役立てて下さい!
HDVとは、財務的に健全で、安定した配当を支払う米国企業で構成されたETFのこと
HDVのメリット
- 高配当株に分散投資が出来る
- 財務健全性の高い企業を厳選している
- 経費率が安い
HDVのデメリット
- エネルギーセクターの比率が高い
- 減配の可能性がある
- 成長性が低い
HDVは、安定した配当収入を得たい人や財務的に健全な企業に投資したい人に向いている
HDVの基本情報

HDVとは、財務的に健全で、安定した配当を支払う米国企業で構成されたETFのことです。
米国の大手資産運用会社ブラックロックにて2011年から運用されています。
HDVの基本情報(2025年3月27日時点)
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF |
運用会社 | ブラックロック |
ティッカー | HDV |
ベンチマーク | モーニングスター配当フォーカス指数 |
設定年 | 2011年3月29日 |
経費率 | 0.08% |
構成銘柄数 | 75銘柄 |
配当利回り | 3.41% |
分配金支払い | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
価格 | $119.42(米) |
HDVのメリット

HDVのメリットがこちらです。
- 高配当株に分散投資が出来る
- 財務健全性の高い企業を厳選している
- 経費率が安い
それぞれ順番に見ていきましょう。
高配当株に分散投資が出来る
HDVは75銘柄に均等分散されるため、特定の銘柄リスクが低減されます。
HDVの組入銘柄には、エクソン・モービル(XOM)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、プロクター&ギャンブル(PG)といった長年にわたり安定した業績を誇る企業が含まれています。
そのため、長期投資家にとって安心して保有できるETFの1つといえます。
HDVの組入上位銘柄

財務健全性の高い企業を厳選している
HDVは、財務的に安定した企業を基準に選定しているため、減配リスクが比較的低いのが特徴です。
単に配当利回りが高い企業を集めるのではなく、財務状況や利益の安定性も考慮して銘柄を厳選しているため、長期投資にも適しています。
HDVの過去10年間の配当金の推移

また、HDVの配当利回りは約3〜4%と比較的高く、長期的に安定したインカムゲインを得ることができます。
特に配当再投資を行うことで複利効果を活かせるため、資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢となります。
経費率が安い
HDVの経費率は0.08%と、他の高配当ETFと比較しても非常に低コストです。
例えば、人気のVYM(0.06%)やSPYD(0.07%)と同水準で、長期投資でもコスト負担が少なく済みます。

信託報酬が安いほど投資家の負担額も減り、ファンドのパフォーマンスが良くなることが期待できます。
HDVのデメリット

HDVのデメリットがこちらです。
- エネルギーセクターの比率が高い
- 減配の可能性がある
- 成長性が低い
それぞれ順番に見ていきましょう。
エネルギーセクターの比率が高い
HDVは、エネルギーセクターの比率が高くなっています。
そのため、原油価格の変動やエネルギー市場の影響を受けやすいのがデメリットです。
特に原油価格が下落すると、エネルギー関連銘柄の業績が悪化し、HDV全体のパフォーマンスが低下する可能性があります。
HDVの組入セクター比率

減配の可能性がある
HDVに組み入れられている企業は、基本的に財務が安定しているものの、景気後退や業績悪化によって減配される可能性はゼロではありません。
特に2020年のコロナショック時には、多くの企業が減配や無配を発表し、HDVの分配金や株価に影響を受けました。
HDVの株価推移

成長性が低い
HDVは、成長性よりも配当の安定性を重視しているため、株価の大幅な値上がり(キャピタルゲイン)は期待しにくいという特徴があります。
特に、ハイテク株(AppleやMicrosoftなど)の比率が低いため、S&P500やNASDAQ100と比較すると上昇率が抑えられる傾向にあります。
HDVとS&P500(VOO)の過去10年間のパフォーマンス比較

HDVが向いている人

HDVは以下のような人に向いています。
- 安定した配当収入を得たい人
- 財務的に健全な企業に投資したい人
- 低コストのETFを探している人
- エネルギー・生活必需品・ヘルスケアセクターに関心がある人
逆に、株価成長を重視する人や、より高利回りの分配金が欲しい人には、VYMやSPYDの方が適している可能性があります。



HDVへの投資にオススメの証券会社

HDVへの投資は、多くの証券会社で行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券

- 口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- Vポイントが貯まる・使える

楽天証券

- 新規口座開設数No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 楽天ポイントが貯まる・使える

マネックス証券

- 米国株に強い
- NISA口座での取引手数料無料
- dポイントが貯まる・使える

まとめ

HDVとは、財務的に健全で、安定した配当を支払う米国企業で構成されたETFのこと
HDVのメリット
- 高配当株に分散投資が出来る
- 財務健全性の高い企業を厳選している
- 経費率が安い
HDVのデメリット
- エネルギーセクターの比率が高い
- 減配の可能性がある
- 成長性が低い
HDVは、安定した配当収入を得たい人や財務的に健全な企業に投資したい人に向いている
HDVは、高配当でありながら財務的に健全な企業を厳選して投資するETFです。
安定した配当収入を求める長期投資家にとって魅力的な選択肢ですが、エネルギーセクターへの偏りや値上がり益の期待が低い点には注意が必要です。
他の高配当ETFとも比較し、自分の投資スタイルに合ったETFを選びましょう!