【徹底比較】SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの違いについて分かりやすく解説
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMって何が違うの?
- どちらに投資するべき?
SBIアセットマネジメントより、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)が登場しました。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とは、米国ETFのVYMの値動きに連動する投資成果を目指すファンドです。
これにより、投資信託を通して、初心者でも簡単にVYMへの投資を行うことが出来るようになりました。
ただし、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMにはいくつかの違いがあります。
そこで、今回は「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの違い」について分かりやすく解説していきます。
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の内容
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの違い
- 投資先を選ぶ際のポイント
この記事を最後まで読めば、初心者でもSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMについて理解し、投資を始めることが出来るようになります。
が購入できる証券会社
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の内容
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とは、米国ETFのVYMの値動きに連動する投資成果を目指すファンドです。
SBIアセットマネジメントにて2024年1月30日より運用開始となりました。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMはベンチマークが同じ(FTSEハイディビデント・イールド・インデックス)ため、似たような運用成績になることが予想されます。
ただし、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMにはいくつかの違いがあります。
これらの違いについて見ていきましょう。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの比較
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの比較がこちらです。
SBI・V・米国高配当株式 インデックス・ファンド (年4回決算型) | VYM | |
運用会社 | SBIアセットマネジメント | バンガード |
商品 | 投資信託 | ETF |
信託報酬 | 0.1238% | 0.06% |
分配月 | 年4回(2月、5月、8月、11月) | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
二重課税 | 二重課税調整あり | 二重課税調整なし |
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
運用会社
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、SBIグループのSBIアセットマネジメントが2024年1月30日に設定・運用予定となっています。
一方で、VYMは資産運用大手のバンガードが2006年から運用しています。
VYMは、運用実績が長く、資産規模が大きいため、世界でも人気のETFとなっています。
商品
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、投資信託として買うことが出来ます。
投資信託は、日本円で100円から購入することが出来るため、初心者でも気軽に投資を行うことが出来ます。
一方で、VYMは海外ETFとなっています。
海外ETFは、ドルを用意し、1株(VYMは約15,000円)からの購入となります。
ただし、ETFはリアルタイムでの売買が可能です。
信託報酬
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の信託報酬は、0.1238%です。
一方で、VYMの信託報酬は0.06%となります。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、VYMに間接的に投資しているため、信託報酬はVYMよりも高くなります。
分配金月
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、年4回(2月、5月、8月、11月)に分配金が出ます。
VYMは、年4回(3月、6月、9月、12月)に分配金が出ます。
二重課税
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、二重課税調整があります。
二重課税とは、外国株の配当金に「現地課税」と「国内課税」の二つが掛かる状態のことです。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の場合は、ファンド内で二重課税が自動調整されます。
その一方で、VYMの場合は、確定申告でこの二重課税を取り戻す作業が必要になります。
ただし、NISAで購入した場合は、二重課税調整が行われないため、注意が必要です。
投資先を選ぶ際のポイント
個人投資家が投資先を選ぶ際のポイントがこちらです。
- 「為替取引や確定申告が面倒な人」
→ SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
- 「ファンドの規模や実績を重視したい人」
→ VYM
それぞれ順番に見ていきましょう。
「為替取引や確定申告が面倒な人」
VYMは、売買時に為替取引をして、二重課税を取り戻すために確定申告(外国税額控除)をする必要があります。
その一方で、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、円での売買が可能で、二重課税調整もあります。
そのため、為替取引や確定申告が面倒な人は、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)への投資が適切です。
また、外国税額控除では、課税所得が低い人ほど取り戻せる金額が小さくなります。
そのため、課税所得が低い人は、コスト面でもVYMよりもSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の方が有利になる場合があります。
「為替取引や確定申告が面倒な人」
→ SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
「ファンドの規模や実績を重視したい人」
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、新規ファンドのため、ファンドの規模が小さく、運用実績もありません。
その一方で、VYMはファンドの規模が大きく、長年の運用実績もあります。
そのため、「ファンドの規模や実績を重視したい人」はVYMへの投資が適切です。
VYMであれば、償還リスクが小さく、腰を据えて長期投資を行うことが出来ます。
「ファンドの規模や実績を重視したい人」
→ VYM
VYMなら、売買や為替取引のタイミングを見て投資することも出来ます。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)が購入できる証券会社
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は、SBI証券で購入することが出来ます。
SBI証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
まとめ
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の内容
→ 米国ETFのVYMの値動きに連動する投資成果を目指すファンド
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)とVYMの比較
SBI・V・米国高配当株式 インデックス・ファンド (年4回決算型) | VYM | |
運用会社 | SBIアセットマネジメント | バンガード |
商品 | 投資信託 | ETF |
信託報酬 | 0.1238% | 0.06% |
分配月 | 年4回(2月、5月、8月、11月) | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
二重課税 | 二重課税調整あり | 二重課税調整なし |
投資先を選ぶ際のポイント
「為替取引や確定申告が面倒な人」
→ SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
「ファンドの規模や実績を重視したい人」
→ VYM
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