REIT(リート)とは?メリット・注意点について分かりやすく解説
- 不動産投資に興味がある。
- REIT(リート)ってどんな商品?
REIT(リート)とは、不動産投資信託のことです。
REITは、少額で不動産投資が出来ることや高利回りの分配金が得られることなどのメリットがあります。
その一方で、価格変動リスクがあることや減配の可能性があることなど注意点もあります。
そこで、今回は「REITのメリット・注意点」について分かりやすく解説していきます。
- REITの基礎知識
- REITのメリット・注意点
- REIT投資にオススメの証券会社
この記事を最後まで読めば、初心者でもREIT投資を始めることが出来るようになります。
REITとは
REITの仕組み
REIT(リート)とは、Real Estate Investment Trustの略称で、不動産投資信託のことです。
日本のリートは、JAPANの「J」をつけてJ-REITと呼ばれています。
REITは、投資家からお金を集めて、不動産を購入・運用します。
不動産から得た利益は、分配金として投資家に還元されます。
REITの種類
REITは、大きく単一用途特化型と複数用途型に分けられます。
単一用途特化型
単一用途特化型とは、ある特定の用途の不動産に投資するREITのことで、6つのセクターに分かれています。
- 住居特化型
- オフィス特化型
- ホテル特化型
- 商業施設特化型
- 物流特化型
- ヘルスケア特化型
単一用途特化型は、セクターを定めているので、相場の予想をしやすいという特徴があります。
複数用途型
複数用途型とは、複数の用途の不動産に投資するREITのことです。
2つの用途を組み合わせて投資する複合型と3つ以上の用途を組み合わせて投資する総合型の2つのタイプに分けられます。
- 複合型
- 総合型
さまざまな不動産に投資を行うので、単一用途特化型と比べて、リスクを下げられるという特徴があります。
REITのメリット
REITのメリットがこちらです。
- 少額で不動産投資が出来る
- 高利回りの分配金が得られる
- いつでも売買できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
少額で不動産投資が出来る
個人で不動産投資を行うには、銀行などで借り入れを行い多額の資金を用意する必要があります。
その一方、REITは大勢の投資家から資金を集めるため、投資家一人当たりの投資額を抑えることが出来ます。
個人 → 多額の資金が必要
REIT → 100円から投資可能
また、REITは不動産のプロが投資先を厳選してくれるため、不動産の知識がない初心者でも気軽に投資を行うことが出来ます。
高利回りの分配金が得られる
REITは利益の90%以上を投資家に分配すると、法人税が免除されます。
そのため、投資家は高利回りの分配金が得ることが出来ます。
- J-REITの分配金利回り:平均4%前後
- 東証プライムの配当利回り:平均2%前後
- 銀行預金の利回り:0.02%前後
そのため、REITは安定した分配金が欲しい人にとって、適切な投資先となります。
いつでも売買できる
通常の不動産は、買い手を見つけなければならないため、簡単に売買することが出来ません。
その一方、REITであれば、株式と同じように市場でいつでもリアルタイムで売買することが出来ます。
REITは東京証券取引所に上場しています。
REITの注意点
REITの注意点がこちらです。
- 価格変動リスクがある
- 減配の可能性がある
- 投資法人の倒産・上場廃止リスクがある
それぞれ順番に見ていきましょう。
価格変動リスクがある
REITは株式と同じように価格変動リスクがあります。
REITの価格は、不動産市場や社会情勢、金利変動などの影響で変動します。
また、地震や台風などの影響で不動産が損壊・損傷する災害リスクもあります。
日本は、災害が多い国なので注意が必要です。
減配の可能性がある
REITは、物件の収益低下によって分配金が減配される可能性があります。
そのため、利回りの高い商品を購入しても、途中で減配される可能性があるので注意が必要です。
また、株式の配当金と違って、REITは配当控除が受けられないため、節税効果が小さくなります。
投資法人の倒産・上場廃止リスクがある
投資法人が倒産すると、REITは上場廃止となります。
その場合、投資家は投資金を全て回収できない可能性があります。
投資を行う前に、運営会社の財務状況や信頼性を確認しておきましょう。
REIT投資にオススメの証券会社
REITへの投資は、証券会社を通じて行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
楽天証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 投資信託取り扱い数は業界最多水準
マネックス証券
- 米国株に強い
- 投資信託のクレカ積立で1.1%還元
- dポイントが貯まる・使える
まとめ
REIT(リート)とは
→ 不動産投資信託のこと
REITのメリット
- 少額で不動産投資が出来る
- 高利回りの分配金が得られる
- いつでも売買できる
REITの注意点
- 価格変動リスクがある
- 減配の可能性がある
- 投資法人の倒産・上場廃止リスクがある
株式投資を始めてみたい人は、以下の記事を参考にして下さい。
まだ証券口座を持っていない人は、以下のネット証券がオススメです。
口座数No.1の国内最大手のネット証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
新規口座開設数No.1の大手ネット証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 投資信託取り扱い数は業界最多水準