高配当株投資とは?特徴やメリット・デメリットについて分かりやすく解説
- 高配当株投資って聞いたことあるけど、具体的にどうするの?
- 配当金が多く貰えるのは魅力的だけど、デメリットはないの?
高配当株投資とは、配当利回りの高い株式だけに投資する手法です。
高配当株投資は、多くの配当金を得られる人気の投資方法ですが、実はデメリットもあります。
そこで、今回は「高配当株投資の基本からオススメの投資先」まで分かりやすく解説していきます。
- 高配当株投資とは
- 高配当株投資のメリット・デメリット
- オススメの投資先
この記事を最後まで読めば、初心者でも高配当株投資を始めることが出来ます。
高配当株投資とは
高配当株投資とは、配当利回りの高い株式だけに投資する手法です。
株式を保有すると、日本株は年2回、米国株は年4回ほど、企業の利益の一部を配当金として貰えます。(配当金を出さない企業もあります)
株価に対しての配当金の割合を配当利回りと言います。
例えば、株価1000円で年間の配当金が50円なら配当利回りは5%となります。
高配当株投資は、配当金という不労所得を安定して得られるため、非常に魅力的です。
ただし、高配当株投資にはメリットとデメリットがあるため、それぞれ確認していきましょう。
高配当株投資のメリット
高配当株投資のメリットがこちらです。
- 不労所得が得られる
- 将来の資産収入の計算がしやすい
- 精神的に投資しやすい
それぞれ順番に見ていきましょう。
①不労所得が得られる
高配当株投資では、配当金が多く得られます。
配当金は株式を保有しているだけで、自動的に振り込まれるため、完全な不労所得となります。
不労所得が多いほど、生活は豊かになりますね。
②将来の資産収入の計算がしやすい
将来の株価の上昇率・下落率を予想することは出来ませんが、配当収入はある程度予測することが出来ます。
配当金は、株価よりも値幅が小さく安定しているからです。
それゆえ、高配当株投資は将来の資産収入の計算がしやすい投資法と言えます。
不安定した配当収入は、老後対策にもなります。
③精神的に投資しやすい
株式投資は、暴落局面で狼狽売り(慌てて売却すること)してしまうリスクがあります。
しかし、高配当株は不景気や下落局面でも配当金が得られるため、精神的に投資を続けやすいというメリットがあります。
確実な利益があれば、長年投資を続けることが出来ます。
高配当株投資のデメリット
高配当株投資のデメリットがこちらです。
- 事業の成長性が低い
- 税金が掛かる
- 減配のリスクがある
それぞれ順番に見ていきましょう。
①事業の成長性が低い
配当金を多く出している企業は、成熟企業が多いという特徴があります。
これ以上大きな事業成長が見込めないため、利益の多くを配当金として株主に還元している場合が多いのです。
事業の成長性が低いと、株価の上昇率も低くなるため、キャピタルゲイン(売却益)は小さくなります。
高配当株投資の長期的なリターンは、インデックス投資を下回る傾向にあります。
②税金が掛かる
配当金は受け取る際に、毎回税金がかかります。(日本株は約20%、米国株は約28%)
そのため、理論上は配当金を出さない成長株(グロース株)に投資をする方が、資金効率が良いということになります。
AmazonやGoogleは、配当金を出さずに事業投資を行うことで急成長しました。
③減配のリスクがある
高配当株にも減配(配当金を減らすこと)のリスクがあります。
また、企業の資金繰りが悪化し、無配(配当金を出さないこと)になるリスクもあります。
高配当株の減配は株価の急落を招くこともあります。
オススメの投資先
オススメの投資先としては「米国の高配当株」と「日本の高配当株」があります。
それぞれ見ていきましょう。
米国の高配当株
米国は株主還元の意識が高く、連続増配している企業が多く存在します。
また、安定した配当を出しつつも、事業成長している企業も多くあります。
米国の高配当ETFについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
日本の高配当株
日本の高配当株は、円でのキャッシュを得られるというメリットがあります。
また、税金面では米国株よりも有利となります。
日本の高配当株投資の始め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
高配当株投資にオススメの証券会社
高配当株投資は、証券会社を通じて行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
楽天証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 投資信託取り扱い数は業界最多水準
マネックス証券
- 米国株に強い
- 投資信託のクレカ積立で1.1%還元
- dポイントが貯まる・使える
まとめ
高配当株投資とは
→配当利回りの高い株式だけに投資する手法
高配当株投資のメリット
- 不労所得が得られる
- 将来の資産収入の計算がしやすい
- 精神的に投資しやすい
高配当株投資のデメリット
- 事業の成長性が低い
- 税金が掛かる
- 減配のリスクがある
オススメの投資先
→「米国の高配当株」と「日本の高配当株」
株式投資を始めてみたい人は、以下の記事を参考にして下さい。
まだ証券口座を持っていない人は、以下のネット証券がオススメです。
口座数No.1の国内最大手のネット証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
新規口座開設数No.1の大手ネット証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 投資信託取り扱い数は業界最多水準