ビットコインと金(ゴールド)投資を徹底比較 共通点と違いについて分かりやすく解説

うゆき
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ライオン君
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  • ビットコインと金って似てるけど何が違うの?
  • ビットコインと金どちらに投資するべきか分からない。

ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれています。

なぜ「デジタルゴールド」なのかというと、ビットコインは「金(ゴールド)」をモデルにしているからです。

ビットコインと金はその性質が非常に似ています。

そのため、どちらに投資すればいいか分からない人もいると思います。

そこで、今回は「ビットコインと金の共通点と違い」について解説していきます。

この記事でわかること
  • ビットコインと金の共通点と違い
  • ビットコイン投資に向いてる人、金投資に向いてる人の違い

この記事を最後まで読めば、ビットコインと金の違いを理解することが出来ます。

この記事の著者

名前 / Name  
うゆき 

実績 / Achievements
早稲田卒、大企業勤務の会社員。節約・副業・投資を実践し、20代で資産1,000万円を突破。資産形成のノウハウをブログやSNSで発信しています。

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ビットコインと金の共通点

ビットコインと金の共通点がこちらです。

  1. 有限の資産である
  2. インフレリスクに強い
  3. 有事に買われる

それぞれ順番に見ていきましょう。

①有限の資産である

ビットコインはあらかじめ発行上限が2100万枚と決まっています。

金も地球上の埋蔵量が54000トンと言われています。

ビットコインはマイニング、金は採掘によって毎年少しづつ市場に供給されます。

上限の決まっている資産は市場の需要と供給によって価格が決まります。

株式や債券と違って、配当金が出たり、利息が付いたりすることもありません。

また、どちらも年間の供給量に限度があるため、他のコモディティと違って、供給過多になることはありません。

このように一定の供給量があり、有限の資産であることが共通点となります。

②インフレリスクに強い

現金の場合は、国の政策によって紙幣を無限に刷ることが出来ます。

そのため、紙幣の価値が低下するインフレリスクがあります。

その一方で、ビットコインと金は有限資産のため、供給量の上限が決まっています。

そのため、国の通貨が過度のインフレを起こしたとしても、ビットコインと金の価値は下がることはありません。

むしろ、世界的にマネーサプライ(通貨供給量)が増加するにつれて、価格が上昇していくことが予想されます。

このようにインフレに強い金融資産としての共通点があります。

③有事に買われる

「有事の金」と言われるほど、金は世界的な経済危機の際に多く買われます。

そのため、金は株式市場が暴落した際に値上がりする傾向があるのです。

ビットコインも最近では経済危機にある発展途上国などで多く買われています。

自国の通貨が信用できない人々の資産の逃げ口としての役割も担っています。

ビットコインと金はどちらも国の政策に影響を受けない世界共通の有限資産のため、安全資産として有事の際に買われる傾向があるのです。

ビットコインと金の違い

ビットコインと金の違いがこちらです。

  1. 歴史の長さ
  2. 投資手段の多さ
  3. 決済ができるかどうか

それぞれ順番に見ていきましょう。

①歴史の長さ

金は紀元前3000年以上前から古代文明で、貴重品として崇められていました。

その後は、紙幣が誕生するまでお金として長らく使用されてきたという歴史があります。

一方で、ビットコインが誕生したのは2009年と最近のことです。

この歴史の長さが、ビットコインと金に大きな違いを生み出しています。

金は、歴史が長いため、価値が保証された安全資産として世界中で認識されています。

そのため、大きな値崩れが起きづらく価格が安定しているという特徴があります。

ビットコインは、歴史が浅いため、将来性を期待する人々が多くいる一方で、その価値を信じていない人々も多くいます。

そのため、大きな値上がりが期待できるが、値崩れしやすく、価格変動が非常に大きいという特徴があります。

②投資手段の多さ

現在の日本では、ビットコインは現物取引しか投資手段がありません。

その一方で、金は現物、ETF、先物、CFDなど投資手段が多く存在しています。

また、金の採掘を行なっている金鉱山株に投資するという手段もあります。

中でも特にETFが登場して以降は、多くの投資家が金をポートフォリオに組み入れやすくなったことで、金は安定感のある人気の投資先となりました。

このような投資手段の多さがビットコインと金の違いの1つとなります。

なお、ビットコインに関しても米国でETFが承認されたことで、今後は日本でも投資手段が増えていくことが予想されます。

③決済ができるかどうか

ビットコインは通貨のため、決済することができます。

日本では現在決済できるお店は多くありませんが、今後増加していくと予想されます。

決済できることに加えて、投資先にもなるというのがビットコインの特徴です。

その一方で、現在の日本では金は支払いとして使用できません。

金を法定通貨に変換してから支払うことになります。

このように、決済ができるかどうかという違いがあります。

ビットコイン投資に向いてる人、金投資に向いてる人

ビットコイン投資に向いてる人

  • ビットコインの将来性に期待している人
  • 資産額が少なく、もっと資産を増やしたい人
  • 決済や送金などに使用したい人

ビットコインは、歴史が浅く、値動きが非常に激しい資産です。

その一方で、国の政策の影響を受けない通貨として、将来性が期待されています。

そのため、リスクを多く取って資産を増やしたい人がビットコイン投資に向いていると言えます。

金投資に向いてる人

  • 金の歴史や価値を信用している人
  • 資産額が多く、守りの資産を持ちたい人
  • 株式の暴落時などのリスクヘッジとして使用したい人

金は、歴史が長く、値動きが安定していて、株式市場の暴落にも強い資産です。

その一方で、株やビットコインほど将来の値上がりは期待できません。

そのため、ある程度の金融資産があり、株式のリスクヘッジや守りの資産を保有したい人が金投資に向いていると言えます。

両方に投資する

もちろん、ビットコインと金、両方に投資するという手もあります。

両方投資したい人はポートフォリオの比率で調整しましょう。

リスクを取れる人はビットコインの比率を多く、リスクを抑えたい人は金の比率を多くしましょう。

人によってリスク許容度はさまざまなため、自分に合った割合をポートフォリオに組み入れましょう

ビットコイン投資にオススメの取引所

ビットコインは、国内のほぼ全ての取引所で購入することが出来ます。

この中でも、オススメの取引所をいくつか紹介します。

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引用元 : コインチェック

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まとめ

ビットコインと金の共通点

  1. 有限の資産
  2. インフレに強い
  3. 有事に買われる

ビットコインと金の違い

  1. 歴史の長さ
  2. 投資手段の多さ
  3. 決済ができるかどうか

ビットコインと金の特徴を理解した上で、個人の資産額やリスク許容度に合わせてポートフォリオに組み入れる

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30代の個人投資家
早稲田卒、大企業勤務。 投資歴4年、FP3級。 約1,500万円の金融資産を保有。 サラリーマンでも資産形成出来る方法を発信しています。
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