VYMとは?初心者でもわかる高配当ETFの魅力を徹底解説


- VYMってどんなファンド?
- なんでそんなに人気なの?
VYM株式投資で安定した配当収入を得たい人にとって、非常に魅力的なETFの1つが「VYM」です。
VYMは、幅広い銘柄に分散投資できるだけでなく、低コストで資産運用が可能なことから多くの投資家に支持されています。
初心者から経験豊富な投資家まで、VYMを活用することで、配当を再投資しながら効率的に資産を増やすことができます。
本記事では、VYMの基本情報や特徴、購入方法について詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、VYMについて理解し、投資を始めることが出来るようになります。
VYMとは、米国の高配当株を集めた人気のETFのこと
VYMの特徴
- 株価と配当金の伸びが安定していること
- 構成銘柄数が多いこと
- 経費率が安いこと
VYMの基本情報

VYMとは、米国の高配当株を集めた人気のETFのことです。
米国の大手資産運用会社バンガードにて2006年から運用されています。
ファンドの基本情報がこちらです。

VYMのベンチマーク(基準となる指数)は「FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」です。
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスとは、ロンドン証券取引所が公表している株価指数です。
- 投資対象: 米国市場のREITを除く平均以上の配当を出す普通株で構成される指数
- 投資銘柄数: 約500銘柄
- 時価総額加重平均型(時価総額の大きさによって、投資比率が変わる)
VYMの特徴

VYMの特徴がこちらです。
- 株価と配当金の伸びが安定している
- 構成銘柄数が多い
- 経費率が安い
それぞれ順番に見ていきましょう。
株価と配当金の伸びが安定している
こちらがVYMの株価推移です。

株価が右肩上がりで上昇していることが分かります。
また、こちらがVYMの過去10年間の配当金の推移です。

配当金が着実に成長していることが分かります。
このように、VYMは株価と配当金の両方の伸びが安定しています。
そのsため、投資家はVYMを保有することで、年々成長する配当金を得つつ、株価の含み益も得ることが出来ます。
構成銘柄数が多い
VYMは、500以上の銘柄で構成されています。
これは、他の類似ファンドよりも多くなっています。
- VYM 537銘柄
- HDV 75銘柄
- SPYD 80銘柄
また、ファンドの構成銘柄割合も1銘柄あたり最大4%程度と偏りなく分散されています。
VYMの上位構成銘柄

構成銘柄数が多ければ、ファンドの安定感も高まります。
経費率が安い
VYMの経費率は、0.06%と格安です。
他の類似ファンドと比較しても、僅かの差ながら安いことが分かります。
- VYM 0.06%
- SPYD 0.07%
- HDV 0.08%

信託報酬が安いほど投資家の負担額も減り、ファンドのパフォーマンスが良くなることが期待できます。

VYMへの投資にオススメの証券会社

VYMへの投資は、多くの証券会社で行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券

- 口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- Vポイントが貯まる・使える

楽天証券

- 新規口座開設数No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 楽天ポイントが貯まる・使える

マネックス証券

- 米国株に強い
- NISA口座での取引手数料無料
- dポイントが貯まる・使える

まとめ

VYMとは
→ 米国の高配当株を集めた人気のETFのこと
VYMの特徴
- 株価と配当金の伸びが安定している
- 構成銘柄数が多い
- 経費率が安い
VYMは、安定した配当収入を提供しつつ、低コストで幅広い分散投資が可能な魅力的なETFです。
特に、長期的な資産形成を目指す投資家や、配当を重視する方にとって非常に有効な選択肢と言えるでしょう。
ただし、為替リスクや税制の違いにも注意を払う必要があります。
投資を始める前に、自分のリスク許容度や目的に合った商品であるかを十分に検討してください。