インド株投資のメリット・デメリットについて分かりやすく解説
- インド株投資ってなに?
- オススメのファンドがあれば知りたい
近年、インド株式市場に世界中の投資家が注目しています。
インドは、経済成長率が高く、人口増加も続いていくなど投資を行う上で多くのメリットがあります。
その一方で、市場が閉鎖的なことや情勢不安などのデメリットもあります。
そこで、今回は「インド株投資のメリット・デメリット、オススメのファンド」について分かりやすく解説していきます。
- インド株投資のメリット・デメリット
- オススメのインド株ファンド
- インド株投資にオススメの証券会社
この記事を最後まで読めば、初心者でもインド株投資を始めることが出来るようになります。
インド株投資のメリット
インド株投資のメリットがこちらです。
- 経済成長率が高い
- 人口増加が続く
- 株価が右肩上がり
それぞれ順番に見ていきましょう。
経済成長率が高い
インドは経済成長率が高い国です。
こちらは、世界各国の実質GDPの見通しになります。
インドの実質GDP成長率が他国よりも高いことが分かります。
2022年のインドの名目GDPは、米国、中国、日本、ドイツに次いで世界5位になりました。
IMFによれば、2027年には世界3位になると予想されています。
人口増加が続く
インドの経済成長を支える大きな要因が人口増加です。
インドの人口は2023年に14億2577万人に達し、中国を追い越し世界一となりました。
人口は増加傾向にあり、2050年には17億人近くに増加すると予想されています。
また、インドは平均年齢は26.4歳と若く、若年人口が多いという特徴もあります。
株価が右肩上がり
こちらがインドの主要指数であるSENSEXの過去20年間の値動きです。
2004年から2024年にかけて株価が右肩上がりで上昇していることが分かります。
特に、2020年以降は急速なペースで株価が上昇しています。
インド株は、高い経済成長率や人口増加を背景に投資家からの資金が集まることで、今後も成長していくと予想されています。
インド株投資のデメリット
インド株投資のデメリットがこちらです。
- 市場が閉鎖的
- 情勢不安がある
- 株価が割高な可能性がある
それぞれ順番に見ていきましょう。
市場が閉鎖的
インドの株式市場は外国人が直接投資することが出来ません。
また、日本株や米国株と比べて、マーケット情報を取得しづらくなっています。
市場が閉鎖的であることはインド株投資のリスクとなります。
市場が未成熟な新興国では、粉飾決算やインサイダー取引などが横行していると言われています。
情勢不安がある
経済成長著しいインドですが、政治の不安定であることやインフラが未発達などの情勢不安もあります。
また、インドではヒンズー教徒が総人口の約80%を占めており、国内外における宗教対立もたびたび問題になっています。
新興国投資では、政治・経済・社会情勢の変動によるリスクが先進国投資と比べて大きくなります。
株価が割高な可能性がある
現在のインド株は将来の成長性を織り込んだ株価水準です。
そのため、現在のインド株の株価は割高になっている可能性があります。
今後、インド経済が予想通りの成長を遂げられなかった場合、株価が急落するリスクがあります。
株価は、将来の期待値なども織り込まれます。
オススメのインド株ファンド
インド株へ投資は、投資信託がオススメです。
その中でもオススメの投資信託をいくつか紹介します。
iFreeNEXT インド株インデックス
基準価格 | 16,359円 |
純資産総額 | 1,478.72億円 |
運用コスト | 0.473% |
ベンチマーク | Nifty50インデックス |
取扱証券 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
iFreeNEXT インド株インデックスは、Nifty50インデックスの値動きに連動させることを目指したファンドです。
Nifty50インデックスとは、インドのナショナル証券取引所に上場している代表的な50社で構成される株価指数です。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
基準価格 | 12,588円 |
純資産総額 | 674.44億円 |
運用コスト | 0.4638% |
ベンチマーク | BSE SENSEXインデックス |
取扱証券 | SBI証券、松井証券 |
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、BSE SENSEXインデックスの値動きに連動させることを目指したファンドです。
BSE SENSEXインデックスとは、インドのボンベイ証券取引所に上場している代表的な30社で構成される株価指数です。
iTrustインド株式
基準価格 | 24,742円 |
純資産総額 | 456.46億円 |
運用コスト | 0.9828% |
ベンチマーク | なし |
取扱証券 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
iTrustインド株式は、中長期的に成長が期待できるインド企業に投資を行うアクティブファンドです。
インド企業の成長性や収益性などの分析に基づいて、20~40銘柄の企業を厳選して投資を行います。
インド株投資にオススメの証券会社
インド株への投資は、多くの証券会社で行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券
- NISA口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 外国株取り扱い数が業界トップクラス
楽天証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 投資信託取り扱い数は業界最多水準
マネックス証券
- 米国株に強い
- 投資信託のクレカ積立で1.1%還元
- dポイントが貯まる・使える
まとめ
インド株投資のメリット
- 経済成長率が高い
- 人口増加が続く
- 株価が右肩上がり
インド株投資のデメリット
- 市場が閉鎖的
- 情勢不安がある
- 株価が割高な可能性がある
オススメのインド株ファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
- SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
- iTrustインド株式
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