投資の基礎知識
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新NISAは一括投資と積立投資のどちらにするべき?メリット・デメリットについて分かりやすく解説

うゆき
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ライオン君
ライオン君
  • 新NISAには、資金を一括投資するべき?
  • それとも、積立投資していくべき?

2024年から始まる新NISAでは、1年で最大360万円まで投資を行うことが出来ます。

ただ、新NISAに向けて準備した資金は一括投資するべきなのか、それとも、積立投資で資金を投入していくべきなのか迷っている人も多いと思います。

結論から言うと、一括投資と積立投資がどちらの方が良いのかは、その人の投資歴やリスク許容度によって異なります

それぞれの特徴を理解して、自分で判断することが重要です。

そこで、今回は「新NISAは、一括投資と積立投資どちらにするべきか」について分かりやすく解説していきます。

この記事でわかること
  • 一括投資のメリット・デメリット
  • 積立投資のメリット・デメリット
  • 一括投資と積立投資はどちらが良いのか

この記事を最後まで読めば、新NISAで安心して投資をスタートすることが出来ます。

なお、この記事では以下をモデルケースとして想定しています。

手元資金 360万円

投資目的 老後の資産形成のため

投資銘柄 S&P500インデックス or 全世界株式インデックス

これらを前提に解説していきます。

また、新NISAに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

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新NISAとは?内容や特徴について分かりやすく解説
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この記事の著者

名前 / Name  
うゆき 

実績 / Achievements
早稲田卒、大企業勤務の会社員。節約・副業・投資を実践し、20代で資産1,000万円を突破。資産形成のノウハウをブログやSNSで発信しています。

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一括投資のメリット・デメリット

一括投資のメリット

一括投資のメリットがこちらです。

  • 投資効率がいい
  • 右肩上がりの相場で有利

一括投資では、準備資金の全てをすぐに資産運用に充てられるため、投資効率が良くなります。

長期的に考えた場合、S&P500インデックスや全世界株式インデックスは右肩上がりの相場が予想されるため、一括投資は積立投資よりも有利に運用することが出来ます。

一括投資のデメリット

一括投資のデメリットがこちらです。

  • 投資タイミングが難しい
  • 投資直後に暴落が来ると不安になる

一括投資では、投資タイミングが難しく、なかなか投資に踏み切れない人というデメリットがあります。

超長期で考えた場合、投資タイミンングにはそれほど重要ではありませんが、それでも悩んでしまうのが人間です。

また、投資直後に暴落が来た場合、不安になり狼狽売りしてしまう可能性もあります。

積立投資のメリット・デメリット

積立投資のメリット

積立投資のメリットがこちらです。

  • 少額投資で、初心者でも始めやすい
  • 下落相場でも、精神的な負担が少ない

積立投資の場合、毎月5万円など少額で始められるため、初心者でも取り組みやすくなります。

また、投資を始めてすぐに下落相場が来た場合でも、少額投資なら精神的な負担は少なくなります。

下落相場では安値で積立てていけるため、一括投資よりも含み損が早期に解消されます。

積立投資のデメリット

積立投資のデメリットがこちらです。

  • 余剰資金がもったいない
  • 機会損失の可能性がある

積立投資では、積立額以外の資金は余剰資金となってしまします。(資金360円で5万円積み立て場合、355万円が余剰資金となる)

この場合、余剰資金は利益を生まない資金となってしまいます。

また、上昇相場が続く局面では、上昇の恩恵を受けられず、機会損失となる可能性があります。

一括投資と積立投資はどちらが良い?

上記のように、一括投資と積立投資にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

そのため、一括投資と積立投資がどちらの方が良いのかは、その人の投資歴やリスク許容度によって異なります

それぞれの特徴を見て、自分はどちらが向いているのかを判断しましょう。

一括投資に向いている人の特徴

一括投資に向いている人の特徴がこちらです。

  • 合理的に、効率よく投資したい人
  • 投資経験があり、リスク許容度が高い人

一括投資は、資金の全てを投資に回すため、合理的に効率よく資産運用が出来ます。

インデックス投信を世界中に広めた「バンガード社」も一括投資を推奨しています。

ただし、一括投資の場合、相場の値動きの影響を大きく受けることになります。

そのため、ある程度の投資経験があり、リスク許容度が高い人が向いていると言えます。

積立投資に向いている人の特徴

積立投資に向いている人の特徴がこちらです。

  • 精神的な負担を減らして投資したい人
  • 投資初心者やリスク許容度の低い人

積立投資は、資金を分割して投資していくため、資金効率は悪くなります。

ただし、下落相場でも無理なく投資を続けることができるので、精神的な負担を減らすことが出来ます。

人は自分の思っている以上にリスク許容度が高くありません。

そのため、相場の値動きに慣れていない投資初心者やリスク許容度の低い人は積立投資に向いていると言えます。

まとめ

一括投資のメリット

  • 投資効率がいい
  • 右肩上がりの相場で有利

一括投資のデメリット

  • 余剰資金がもったいない
  • 機会損失の可能性がある

積立投資のメリット

  • 余剰資金がもったいない
  • 機会損失の可能性がある

積立投資のデメリット

  • 余剰資金がもったいない
  • 機会損失の可能性がある

一括投資に向いている人の特徴

  • 合理的に、効率よく投資したい人
  • 投資経験があり、リスク許容度が高い人

積立投資に向いている人の特徴

  • 精神的な負担を減らして投資したい人
  • 投資初心者やリスク許容度の低い人

株式投資を始めてみたい人は、以下の記事を参考にして下さい。

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ABOUT ME
うゆき
うゆき
30代の個人投資家
早稲田卒、大企業勤務。 投資歴4年、FP3級。 約1,400万円の金融資産を保有。 サラリーマンでも資産形成出来る方法を発信しています。
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