リップルとは?特徴や今後の見通しについて分かりやすく解説
- リップルってなに?
- どんな特徴があるの?
「リップル」とは海外送金システムのことで、その中で使用される暗号資産を「リップル(XRP)」と呼びます。
リップルは格安の手数料で瞬時に海外送金が出来るため、非常に注目されている暗号資産ですが、投資する上でのリスクもあります。
そこで、今回は「リップルの特徴から購入出来る取引所」まで分かりやすく解説していきます。
- リップルの特徴
- リップルの今後の見通し
- リップルが購入できる取引所
この記事を最後まで読めば、初心者でもリップルへの投資を始めることが出来ます。
リップルとは
名称 | リップル |
ティッカーシンボル | XRP |
発行開始 | 2013年12月 |
開発者 | ライアン・フッガー |
価格 | 約102円 |
時価総額 | 約5兆4000億円 |
発行上限 | 1,000億枚(発行済み) |
時価総額ランキング | 5位 |
「リップル」とは、リップル社が開発する「Ripple net」の海外送金システムのことです。
その中で使用される暗号資産を「リップル(XRP)」と呼びます。
リップルは、海外送金の際に「ブリッジ通貨」としての役割を担っています。
「ブリッジ通貨」とは「日本円→XPR→米ドル」のように通貨と通貨を仲介する機能を果たす通貨のことです。
リップルネットワークには、現在40カ国・300社以上の金融機関が参加しています。
日本でも、三菱UFJ銀行やSBIホールディングスなどがリップルネットワークに参加しています。
リップルの価格推移
こちらがリップルの価格推移です。
リップルの時価総額は約3兆円、時価総額ランキングは6位となっています。(2023年5月時点)
発行元はリップル社で、上限1000億枚のリップルを発行済みです。
リップルは、ビットコインなどの非中央集権型(管理者・運営社がいない通貨)ではなく、リップル社が管理・運営を行う中央集権型の通貨です。
2018年1月に最高値を付けましたが、それ以降は低迷が続いています。
リップルは非常にボラティリティ(変動率)の高い金融資産となっています。
そのため、将来の大きな値上がりが期待できる分、リスクのある投資先となります。
リップルの特徴
リップルの特徴は、海外送金のスピードが早く、手数料も安く済むことです。
従来の国際送金は、コルレス銀行と呼ばれる複数の仲介銀行を経由するため、着金まで時間がかかり、手数料も高くつきました。
しかし、リップルであれば着金まで3.3秒、手数料0.0004ドル(約0.05円)で送金できます。
- 従来の国際送金 : 着金まで1〜3営業日、手数料が数千円
- リップル : 着金まで3.3秒、手数料が0.0004ドル(約0.05円)
また、ビットコインは着金まで約45分・手数料1.88ドル、イーサリアムは着金まで4分49秒・手数料0.46ドルです。
このように、他の暗号資産と比べても、リップルの海外送金能力が優れていることが分かります。
リップルの今後の見通し
海外送金システムとして、世界中の銀行から注目されているリップルですが、リスクもあります。
それが、SEC(米証券取引委員会)による「リップル訴訟問題」です。
リップル社は、2020年12月にSECから提訴されました。
議論の焦点は「リップル(XRP)が有価証券であるかどうか」です。
それ自体に財産価値がある証券のこと
XRPは、他の多くの暗号資産とは違い、リップル社で通貨を発行・管理・運営しています。
そのため、SECは「リップル社は有価証券であるXRPを独占販売している」と主張しています。
米国では、無登録の有価証券を販売すると証券法違反となります。
それに対して、リップル社は「XRPは独立した通貨であり、リップル社がなくても機能する」と反論しています。
裁判はまだ続いており、判決が注目されます。
SECの主張 : 「リップル社は有価証券であるXRPを独占販売している」
リップル社の反論 : 「XRPは独立した通貨であり、リップル社がなくても機能する」
裁判の勝敗がXRPの値動きに大きな影響を与えると考えれます。
リップルが購入できる取引所
リップルは、国内のほぼ全ての取引所で購入することが出来ます。
この中でも、オススメの取引所をいくつか紹介します。
コインチェック
- アプリダウンロード数No.1
- 取り扱い通貨数が国内最大級
- マネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
SBI VC トレード
- SBIグループが運営する安心安全の暗号資産取引所
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- 様々なニーズに対応したサービスや銘柄の取り扱い
GMOコイン
- 口座開設が最短10分で完了
- 国内最大級の取り扱い銘柄数
- 用途に合わせた多様な取引サービス
まとめ
リップルとは
→リップル社が開発する「Ripple net」の海外送金システムのこと
→その中で使用される暗号資産を「リップル(XRP)」と呼ぶ
暗号資産としてのリップル
→リップル社が管理・運営を行う中央集権型の通貨
リップルの特徴
→海外送金のスピードが早く、手数料も安く済むこと
リップルの今後の見通し
→SEC(米証券取引委員会)によるリップル訴訟問題
→裁判の勝敗に注目が集まっている
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まだ口座を持っていない人は、以下の取引所がオススメです。
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