【米国の金(ゴールド)ETF比較】 GLD、IAU、GLDMの特徴や注意点について分かりやすく解説


- 米国の金ETFってどういうもの?
- GLD、IAU、GLDMはどれに投資すればいいの?
金(ゴールド)は、インフレや景気後退への備えとして、長年にわたって信頼されてきた資産です。
そんな金に手軽に投資できる方法として人気なのが「金(ゴールド)ETF」です。
その中でも、GLD(SPDR Gold Shares)、IAU(iShares Gold Trust)、GLDM(SPDR Gold MiniShares Trust)は、投資家から高い支持を集めています。
しかし、これら3つのETFには、経費率や流動性などの違いがあり、どれを選ぶかでリターンに差が出ることもあります。
本記事では、GLD、IAU、GLDMの特徴や注意点、投資先を選ぶ際のポイントについて分かりやすく解説します。
あなたの投資スタイルに最適な金ETF選びの参考にしてください!
米国の金ETFとは、米国の金価格に連動することを目指したETF
GLDの特徴
- 流動性が最も高い
- 経費率が最も高い
IAUの特徴
- 流動性が高い
- 経費率が抑えられている
GLDMの特徴
- 流動性が低い
- 経費率が最も低い
投資先を選ぶ際のポイント
・「流動性を重視して投資したい人」 → GLD
・「流動性と経費率のバランスを重視したい人」 → IAU
・「経費率を重視して投資したい人」 → GLDM
米国の金ETFとは

米国の金ETFとは、米国の金価格に連動することを目指したETFのことです。
米国の金ETFに投資することで、個人投資家でも簡単に金への投資を行うことが出来ます。
また、金は株式とは違った値動きをするため、資産運用のリスクヘッジにもなります。
米国の金ETFの中で人気なのが「GLD」「IAU」「GLDM」です。
- GLD(SPDR Gold Shares)
- IAU(iShares Gold Trust)
- GLDM(SPDR Gold MiniShares Trust)

これらのETFの違いを見ていきましょう。
「GLD」「IAU」「GLDM」の特徴

こちらがGLD、IAU、GLDMを比較した図になります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
GLD
「GLD(SPDRゴールド・シェアーズ)」はステートストリートが運用している世界最大の金ETFです。
設定年度は2004年11月で、運用総額は約571億ドルとなっています。
「GLD」は全ETFの中でも運用総額がトップクラスで、各国の中央銀行や機関投資家などが買い付けを行っているため、非常に流動性の高いETFとなっています。
ただし、経費率が0.40%と金ETFの中では高い水準となっています。
GLDの設定日以降のパフォーマンスがこちらです。

金価格の上昇に合わせて、長期的に上昇していることが分かります。
IAU
「IAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)」はブラックロックが運用している金ETFです。
設定年度は2005年1月で、運用総額は約270億ドルとなっています。
「IAU」は運用総額が「GLD」に次ぐ2番目の大きさですが、経費率は0.25%と低めの水準となっています。
そのため、流動性が高く、経費率も比較的抑えられているという特徴があります。
GLDの設定日以降のパフォーマンスがこちらです。

こちらも金価格の上昇に合わせて、長期的に上昇していることが分かります。
GLDM
「GLDM(SPDRゴールド・シェアーズ・ミニトラスト)」はステートストリートが運用している金ETFです。
設定年度は2018年6月で、運用総額は約67億ドルとなっています。
「GLDM」は歴史が浅く運用総額が比較的小さいですが、経費率が0.10%と最安水準となっています。
そのため、流動性は低いですが、経費率がかなり抑えられているという特徴があります。

こちらも金価格の上昇に合わせて、上昇していることが分かります。
トータルリターン
こちらがGLD、IAU、GLDMの過去5年間のトータルリターン比較になります。

金ETFは、金価格に連動しており、分配金もないため、同じような値動きになります。
ただし、経費率の違いから、GLDM、IAU、GLDの順にリターンがいいという結果になりました。
投資先を選ぶ際のポイント

個人投資家がそれぞれの投資先を選ぶ際のポイントがこちらです。
- 「流動性を重視して投資したい人」 → GLD
- 「流動性と経費率のバランスを重視したい人」 → IAU
- 「経費率を重視して投資したい人」 → GLDM
それぞれ順番に見ていきましょう。
「流動性を重視して投資したい人」
GLDは、運用総額が最も大きく、流動性が高いETFになります。
短期間で売買を成立させるためには、株式の流動性は非常に重要になります。
また、長期投資をする場合でも、運用総額の大きいファンドの方が償還リスクが低くなります。
そのため、流動性を重視して投資したい人はGLDへの投資が適切です。
「流動性を重視して投資したい人」 → GLD
「流動性と経費率のバランスを重視したい人」
IAUは、流動性が高く、経費率も比較的抑えられているETFになります。
個人投資家にとって、経費率の安さは重要なポイントです。
そのため、流動性と経費率のバランスを重視したい人はIAUへの投資が適切です。
「流動性と経費率のバランスを重視したい人」 → IAU
「経費率を重視して投資したい人」
GLDMは、流動性が低いですが、最も経費率が低いETFです。
経費率が低ければ、長期的な運用パフォーマンスも良くなります。
そのため、流動性はあまり気にせず、経費率を重要視したい人はGLDMへの投資が適切です。
「経費率を重視して投資したい人」 → GLDM
金ETFにオススメの証券会社

金ETFは、多くの証券会社で行うことが出来ます。
この中でも、オススメの証券会社をいくつか紹介します。
SBI証券

- 口座開設数ネット証券No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- Vポイントが貯まる・使える

楽天証券

- 新規口座開設数No.1
- 売買手数料の安さが業界トップクラス
- 楽天ポイントが貯まる・使える

マネックス証券

- 米国株に強い
- NISA口座での取引手数料無料
- dポイントが貯まる・使える

まとめ

米国の金ETFとは
→米国の金価格に連動することを目指したETF
GLDの特徴
- 流動性が最も高い
- 経費率が最も高い
IAUの特徴
- 流動性が高い
- 経費率が抑えられている
GLDMの特徴
- 流動性が低い
- 経費率が最も低い
投資先を選ぶ際のポイント
・「流動性を重視して投資したい人」 → GLD
・「流動性と経費率のバランスを重視したい人」 → IAU
・「経費率を重視して投資したい人」 → GLDM
GLD・IAU・GLDMは、それぞれ特徴の異なる金ETFです。
金ETFは市場環境に左右されるため、リスク分散を考えつつ、自分に合った投資戦略を立てましょう!